コーヒー定期便を比べる|月額ではなく1杯あたりで見る

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コーヒーの定期便を調べると、月額2,000円台から9,000円台まで並びます。幅が広いので、安いものを選べばいいように見えます。

先に結論を書きます。月額の差は、ほとんどが「届く量の差」です。1杯あたりに直すと、各社の値段は驚くほど近いところに集まります。

この記事は、2社の公式ページを2026年8月22日に読んで突合したものです。編集部は利用していません。味については書いていません。書いてあるのは、運営元が公開している条件と、そこから計算した数字だけです。

結論:1杯あたりにすると差は小さい

各社の公式ページに書かれた「月額」と「杯数」から、1杯あたりを計算しました。

サービス・プラン月額内容量杯数(公式表記)1杯あたり
LEO 定期便 300g3,980円300g20〜30杯約133〜199円
LEO 定期便 400g4,490円400g30〜40杯約112〜150円
PostCoffee ベーシック ライト2,180円225g約15杯約145円
PostCoffee ベーシック スタンダード4,280円450g約30杯約143円
PostCoffee ロースター スタンダード5,380円450g約30杯約179円

表の「LEO」はLEO SPECIALTY COFFEEの略です。

月額でいちばん安いのはPostCoffeeのライト(2,180円)ですが、1杯あたりは約145円で、月額4,280円のスタンダードとほぼ同じです。安く見えたのは、量が半分だからです。

出典:LEO SPECIALTY COFFEE 公式サイトPostCoffee 公式サイト(2026年8月22日確認)

杯数はサービスが決めている

上の表の「1杯あたり」は、各社が公式ページに書いた杯数で割った値です。この杯数は各社が自分で決めたもので、共通の基準はありません。

LEO SPECIALTY COFFEEは300gを「1ヶ月20〜30杯」と書いています。1杯に10gから15g使う計算です。PostCoffeeは225gを「約15杯」と書いています。1杯15gの計算です。

つまり濃く淹れる人は公式の杯数より少なく、薄めに淹れる人は多く飲めます。表の数字は目安として使い、自分がふだん何g使っているかが分かるなら、そちらで割り直したほうが正確です。

割り直しの手順はコーヒー定期便は1杯いくらかにまとめました。

差が出るのは、量の刻み方

1杯あたりが近いので、選ぶときに効いてくるのは別のところです。ひとつは量の刻み方です。

選べる量
LEO SPECIALTY COFFEE300g/400g/ドリップバッグ30包
PostCoffee225g/450g/900g

毎日1杯なら月に30杯です。PostCoffeeの225gでは足りず、450gでは余ります。LEOの400g(30〜40杯)はこの量にちょうど合います。

逆に週末だけ飲む人や、家族で飲む人には、225gや900gという刻みがある側が合います。自分が月に何杯飲むかを先に決めると、選択肢が半分に減ります。

差が出るのは、豆の決まり方

もうひとつは届く豆が誰の判断で決まるかです。

LEO SPECIALTY COFFEEは、公式ページによると毎月異なる2種類の豆が届き、焙煎度は浅煎り・中煎り・深煎りから選べます。焙煎度は自分で決め、銘柄は任せる形です。

PostCoffeeはベーシックコースとロースターコースに分かれています。ロースターコースは同じ内容量でもベーシックより900円から1,100円高く、1杯あたりでは約143円が約179円になります。

どちらも「毎月違う豆が届く」ことを価値にしています。銘柄を自分で決めて同じものを飲み続けたい人には、定期便そのものが向いていません。単品で買うほうが確実です。

やめるときの条件は、2社とも同じ書き方

回数の縛り解約の方法締切の記載
LEO SPECIALTY COFFEE「回数縛りなし・スキップOK」記載を確認できず確認できず
PostCoffee「ございません」マイページから利用者自身で手続き確認できず
2社とも「いつでもやめられる」と書いていますが、次回発送の何日前までに手続きすればよいかは、公式ページで確認できませんでした。

定期便は、締切を1日過ぎると次の1回分が確定します。ここが分からないままだと、「やめたつもりがもう1回届いた」が起こります。申し込む前に問い合わせて確認してください。

なお、やめられることと返せることは別の話です。LEO SPECIALTY COFFEEは「注文確定後、お客様のご都合による返品・返金・交換はお受けできません」と返金ポリシーに明記しています。この関係は縛りなしの定期便で、実際にやめられるかで整理しました。

どちらを選ぶか

条件から言えることだけを書きます。

月に30杯前後で、焙煎度を自分で決めたい人は、LEO SPECIALTY COFFEEの400g(1杯あたり約112〜150円)が量の刻みとして合います。初めて頼む場合は300gから試す形になります。

まず少量で試したい人、または家族で飲む人は、225gと900gの刻みがあるPostCoffeeのほうが選びやすくなります。

どちらも回数の縛りはないので、合わなければ次回から止められます。ただし届いた分は返せないので、最初の1回で「量が合うか」を見るつもりで申し込むのが現実的です。

よくある質問

コーヒーの定期便に回数の縛りはありますか。

今回調べた2社にはありません。LEO SPECIALTY COFFEEは公式ページに「回数縛りなし・スキップOK」、PostCoffeeは「ございません。お好きなときにマイページより、お届けストップやご解約ができます」と記載されています(2026年8月22日確認)。

月額が安いほうが1杯あたりも安いですか。

限りません。届く量が違うためです。月額2,180円のプランと4,280円のプランで、1杯あたりは約145円と約143円でほとんど変わりません。

どちらも送料は無料ですか。

今回比較した定期便のプランは、どちらも公式ページに送料無料と記載されています。

解約の締切はいつですか。

2社とも「いつでも解約できる」旨は書かれていますが、次回発送の何日前までという締切日の記載は公式ページで確認できませんでした。申し込む前に問い合わせて確認することをおすすめします。