豆・粉・ドリップバッグ、どれを選ぶか|必要な道具と1杯の値段
コーヒーの定期便を申し込むとき、豆・粉・ドリップバッグのどれで届けてもらうかを選びます。
この選択で1杯あたりの値段が2倍以上変わります。そして、値段が高いほうが不便というわけでもありません。必要な道具と手間が違うからです。
この記事は、LEO SPECIALTY COFFEEの公式ページを2026年8月22日に読んで、そこに書かれた価格と内容量から計算したものです。
結論:1杯あたりと、必要な道具
| 形態 | 定期便価格 | 杯数 | 1杯あたり | 必要な道具 |
|---|---|---|---|---|
| 豆 300g | 3,980円 | 20〜30杯 | 約133〜199円 | ミル・ドリッパー・フィルター |
| 豆 400g | 4,490円 | 30〜40杯 | 約112〜150円 | ミル・ドリッパー・フィルター |
| 粉 300g | 3,980円 | 20〜30杯 | 約133〜199円 | ドリッパー・フィルター |
| 粉 400g | 4,490円 | 30〜40杯 | 約112〜150円 | ドリッパー・フィルター |
| ドリップバッグ 30包 | 9,000円 | 30杯 | 300円 | お湯とカップだけ |
杯数は公式ページの表記(300g=1ヶ月20〜30杯、400g=1ヶ月30〜40杯)を使い、ドリップバッグは30包=30杯として計算しました。
出典:LEO SPECIALTY COFFEE 公式サイト(2026年8月22日確認)
ドリップバッグは1杯300円で、この中でいちばん高い形態です。それでも選ばれる理由は、次に書く条件のほうにあります。
ドリップバッグが成り立つ条件
1杯300円だけを見ると割高です。この形態は、道具と時間を買っていると考えると計算が合います。
ドリップバッグに要るのはお湯とカップだけです。ミルもドリッパーもサーバーも、計量スプーンも要りません。次のような人には、これが決定的な差になります。
- 職場で飲む人。会社にミルやドリッパーは置けません。給湯室にあるのはお湯とカップです。
- 器具を持っていない人。ミルとドリッパーを一式そろえてから始めるより、まずドリップバッグで自分がどのくらい飲むかを見るほうが、始めるまでが早くなります。
- 朝に時間がない人。豆を計って挽いて、蒸らして注いで、あとで粉を捨ててドリッパーを洗う。この一連が毎朝できるかどうかは、味の好みとは別の問題です。
- 後片付けをしたくない人。使ったバッグをそのまま捨てられます。
器具をすでに持っていて、淹れる時間もあるなら、ドリップバッグを選ぶ理由はほとんどありません。その場合は豆か粉のほうが1杯あたりで半分前後になります。
逆に器具を持っておらず、これから買うつもりもないなら、1杯300円は「器具をそろえずにスペシャルティコーヒーを飲む値段」です。器具を買ったのに結局淹れない、というほうが高くつきます。
豆と粉は、ミルを持っているかで決まる
値段は同じです。豆と粉の定期便価格は、300gも400gも同額です。選ぶ基準は道具だけになります。
ミルを持っていないなら粉です。豆で届いても挽けません。
ミルを持っているなら豆です。挽いてから時間が経つほど香りが飛ぶので、飲む直前に挽ける豆のほうが、同じ値段で得られるものが多くなります。
粉を選ぶときにひとつ確認してほしいことがあります。挽き方の粗さを指定できるかどうかは、公式ページに記載を確認できませんでした。エスプレッソマシンやフレンチプレスなど、ペーパードリップ以外の器具を使う場合は、申し込む前に問い合わせフォームで聞いておいてください。
300gと400gは、飲む量で決まる
同じ形態なら、次は量です。
| 内容量 | 杯数(公式表記) | 月額 | 1杯あたり | |
|---|---|---|---|---|
| 300g | 300g | 20〜30杯 | 3,980円 | 約133〜199円 |
| 400g | 400g | 30〜40杯 | 4,490円 | 約112〜150円 |
公式ページには400gについて「定期便の300gより更に16%お得!」と記載されています。1杯あたりで見ても400gのほうが安くなります。
ただし安いほうを選ぶ前に、飲みきれるかを考えてください。毎日1杯なら月に約30杯なので400gがちょうど合います。週に3、4杯なら月に15杯前後で、300gでも余ります。
コーヒーは日が経つほど風味が落ちます。1杯あたりが安くても、飲みきれずに残る分は値段どおりの価値になりません。1杯あたりの計算の詳しい手順はコーヒー定期便は1杯いくらかにまとめました。
焙煎度は形態と別に選ぶ
公式ページによると、焙煎度は浅煎り・中煎り・深煎りから選べます。形態の選択とは別の項目です。
毎月異なる2種類の豆が届き、銘柄は事業者が選びます。自分で決めるのは焙煎度と形態と量で、どの産地の豆が来るかは届くまで分かりません。
これを「毎月違うものが飲めて楽しい」と取るか、「同じものを飲み続けたいのに困る」と取るかで、定期便が向いているかどうかが分かれます。気に入った銘柄をずっと飲みたい人には、定期便そのものが向いていません。単品で買うほうが確実です。
迷ったときの決め方
順番に答えるだけで決まります。
- ミルもドリッパーも持っていないか。持っていなければドリップバッグ。1杯300円で、器具を買わずに始められます。
- ミルを持っているか。持っていれば豆、なければ粉。値段は同じです。
- 毎日飲むか。毎日なら400g(30〜40杯)、そうでなければ300g(20〜30杯)。
なお、途中で形態を変えられるかどうかは公式ページに記載を確認できませんでした。変える可能性があるなら、申し込む前に問い合わせフォームで聞いておいてください。
よくある質問
ドリップバッグは豆より高いですか。
1杯あたりでは高くなります。LEO SPECIALTY COFFEEのドリップバッグ30包は定期便価格9,000円で1杯300円、300gの豆・粉は定期便価格3,980円で約133〜199円です(公式表記の杯数から計算、2026年8月22日確認)。
豆と粉のどちらを選べばいいですか。
ミルを持っているかで決まります。持っていなければ粉を選びます。豆のほうが挽きたてで淹れられますが、ミルが必要です。
ドリップバッグに道具は要りますか。
お湯とカップがあれば淹れられます。ミルもドリッパーもサーバーも要りません。
途中で形態を変えられますか。
公式ページに変更手続きの記載は確認できませんでした。申し込む前に問い合わせフォームで確認してください。